お詫び:記事を修正しました。
前回までの内容で「Bluetoothトランスミッター」と「Bluetoothレシーバー」は同じものであるかのような表現がありましたので、内容を一部修正いたしました。
カーオーディオにBluetoothレシーバーをつないでみた
今年(2023)3月4日にマツダのスクラムバンda17v PAを納車して戴きました。
一番下のグレードで、カーオーディオは無くドアスピーカーも無し。ラジオのみ。
唯一、四駆にはしておきました。
軽バンですが車自体は運転してとても楽しいし、面白い車です。
トランスミッションはマニュアルなんですが、見た目はオートマ。
これシフトチェンジを自動でやってくれる優れモノなんです。
名前は「AGS」と言います。
「Auto Gear Shift」です。
最初の1か月ほどはそのまま楽しんでいたのですが、音楽好きの私にとってはやはり、
ラジオだけだとつまらなくなってきて、結局カーオーディオを取り付けてもらうことにしました。
カーオーディオはクラリオンの「SGC-281 AM/FMラジオ付CD/USBプレイヤー」と言うもの。
スピーカーはパイオニアの「TS-F1640II INPUT 160W MAX」。
取付費込みで55,000円強といったところでした。
スクラムの前に乗っていた「CX-30シグネチャースタイル」には、
高価なボーズのカーオーディオシステムを付けていたので、まぁあまり期待はしていませんでした。
音楽はiPhone11からLightningケーブルでSGC-281のUSBへ。
ところが、音を聞いてビックリ!なかなか良い音です。
これはおそらく、スピーカーによるところが大きいんだと思います。
このスピーカーは「コアキシャル2ウェイスピーカー」です。
「コアキシャル」と言うのは「同軸」ということ。
ウーファーと同軸上にツイーターがあるということですね。
- 瞬間最大入力:160 W
- 定格入力:30 W
- 再生周波数帯域:34 Hz ~ 58,000 Hz
定格入力が30Wでパワーとしては余裕ですね。
一番気にしていた低音域もまずまずの合格点です。
クラリオンの「SGC-281」には、イコライザー類もいろいろ付いていて、
- グラフィックEQ
- パラメトリックEQ
- プリセットEQ(車のタイプに応じて選べる)
- ダイナミック・エンハンサー
- その他
かなり微妙に調整できて、自分好みの音にすることができました。
デットニングすることも一瞬考えましたが、これで十分と思いました。
ところがです。
何曲か聞いて行くうちに、おかしな現象が2つ起きました。
1:突然!「PAUSE」と表示されて停止してしまう。
2:突然!「READING」と表示されて2~3秒の無音状態がある。
何度繋ぎ直しても同じ現象が起きてしまいます。iPod touchでも同じでした。
USBケーブルが悪いのかなぁ~と思い、新しいケーブルを買ってきたのですが、
それでも同じ現象が起きました。
それでUSB接続じゃないもう一つのモード、「AUX」でiPod touchを繋げてみました。
それだと何の問題も起きません。
ただ、AUX接続だとiPod側で操作することがメインになってしまうので面倒です。
まして「ながら運転」になることが多くなってしまうので危険です。
一体これはどういうこと?
せっかく音には満足したのに・・・
取扱説明書ではiPhoneとiPodには対応しているので相性が悪いわけでもなさそうです。
AUX接続でも聞ければそれで良いんですけど、せっかくUSB接続ができるのに活用できないのは納得がいきません。
ディーラーで聞いてみるか、直接クラリオンの「お客様相談室」へ電話してみるか、
いまのところそれはちょっと面倒くさいし。
私、電話苦手なんです。
とりあえず、iPhone用のAUXケーブルでも買ってみるか?と思ったのですが、
その前に。
待てよ?そういえば・・・「Bluetoothトランスミッター/レシーバー」があったはず。
実験してみよう!ということで引っ張り出してきたのが、
「TaoTRONICS TT-BA09」と言う「Bluetoothトランスミッター/レシーバー」。
アマゾンで買ったものです。
購入履歴を見たら注文日 2019年11月9日となっていました。
お値段当時の価格で¥3,899でした。
現在ではバージョンアップした機種になっています(2023-6-13時点)。
「TaoTRONICS TT-BA09」はトランスミッター機能とレシーバー機能、
2つの機能を持っています。
(やっぱりMade in China強し!)
実はこれ、ほとんど使わずお蔵入りになっていたもの。
これをちょっと実験として使ってみようと思いつきました。
画像にある「TX」「RX」がミソ。
TX側が送信、RX側が受信です。
これ以外とややこしいというか、説明書を見ても一瞬何のことだっぺ!
と思ってしまいました。
今回の件ではRX側(受信)にし、レシーバーとして使用します。
どういうことかと言うと・・・
・クラリオンの「SGC-281」にはBluetooth機能がありません。
・iPhoneにはBluetooth機能があります。
このことを踏まえて。
1:iPhoneとTT-BA09をペアリングします
2:iPhoneからの音楽をTT-BA09が受信します
3:受信したTT-BA09はAUXケーブルを通して、「SGC-281」に音楽を流します。
そしてどうなったのか?
Bluetoothの大きなメリット
数日この状態で繋げて聴いていましたが、音が途切れることもなく、音飛びもなく、
音質も問題なく、スムーズに車内で音楽を聴くことができています。
USB接続に難があるクラリオンSGC-281でしたが、それよりも、
何年もお蔵入りになっていた「TT-BA09」が今ここで活用するとは・・・
そして、Bluetooth接続ができたことで大きなメリットが生まれました。
それはiPhoneにケーブルを繋がなくても良くなったことです。
Bluetoothは電子楽器には向かない!?
そもそもなんでBluetoothトランスミッター/レシーバーを持っていたのか?
実は電子ピアノの音をBluetoothイヤホンで聞きたいと思って買ったのです。
一応ペアリングはできたのですが、音の遅延が酷くて使い物になりませんでした。
電子楽器には向かないかも知れません。
確信はありませんが、少なくとも私の経験ではダメでした。
最後にまとめ感想
結論から言ってしまうと、
最初からBluetoothが付いたカーオーディオにすればよかった!
ちゅう話です。
今回、意外なことでBluetoothトランスミッター/レシーバーを使ってみたわけですが、
良いと思います。
最初は音が途切れないか不安だったのですが、今のところ一度もありません。
ほかの使い方としては、Bluetooth機能が無いテレビの音声をBluetoothイヤホンで聞きたいとか、
そんな時にBluetoothトランスミッターが活躍してくれると思います。
ただ、もし今、私が選択するとしたら、「Anker Soundsync A3352」と言う、
Bluetoothレシーバーでしょうか。
車の中で使用することを考えると、できるだけ小さい方が良いので。
↓これはBluetoothレシーバーです。
とにかく今回のカーオーディオの不具合、もう少し検証してみたいと思います。
それにしても、こうやっていろいろいじっていると、やっぱり、
楽しいー!