私の知る限りスピーカーには主にバフレフ型、パッシブラジエーター型、
密閉型があります。
バスレフ型はエンクロージャーに穴が開いてるもの。
モノを入れるためのものではないです。
もしかすると指を入れたら何かに ” かじられる ” かも・・・・・
パッシブラジエーター型はエンクロージャーにメインのスピーカーとは別に
一見スピーカーのよう振動板が背面などについているもの。
言っておきますがスピーカーは裏からも音が出ています。
バスレフ型は手っ取り早く言ってしまうと、エンクロージャーの中にたまったスピーカーの
裏から出た音(低音)を穴から逃がしてあげることによって、音(低音)を増幅してあげる
システムです。
パッシブラジエーター型はエンクロージャーの中にたまったスピーカーの裏から出た音(低音)が
振動板を揺らし、その振動がさらに空気を揺らすことで低音を増幅しようとするシステムです。
要点はどちらも小さい箱からいかに低音を鳴らすかです。
小型のスピーカーは低音を出しにくいので、どうしてもこのような仕組みが必要となってきます。
ただ殆どと言っていいぐらい小型のスピーカーにはバスレフ方式が採用されているように思います。
本当のところは分かりませんが、パッシブラジエーター型は見た通りお金が掛かりそうですよね。
半面バスレフはコスト的には有利そうです。
しかし音質には違いがあると思います。
パッシブラジエーターは音がタイトで少しだけ硬い音質に感じます。
”音が締まっていてタイト”という表現もできます。
タイトな音ってどんな音なのか?
それはビシッとした余韻を残さないような音です。
イメージできたでしょうか?
女性がはく”タイト・スカート”ってありますよね?あの色っぽいやつ。
あれと同じです。
バスレフは全体的に温かみがあるというか、柔らかい感じがします。
低音はふわ~っと伸びるような感じ。
”普通のスカート”って感じでしょうか(なんかすごい説明)。
毎日欠かさず音楽を聴いていると、その時の体調によっては
聞こえる音の感じ方が変わったりすることがあります。
いつもご機嫌で聴いていた音楽も、今日は高音がやけに耳に刺さるとか、
きょうは全体にモヤっとしているとか、
お酒を飲んで酔ってきたときも聞え方が変わります。
(この穴に手を差し込むと低音が鳴るたびに”ファッファッ”と低音の風というか、音圧を感じます。)
いずれにしても、どちらが良いではなく、どちらが好みか?
ということになると思います。
密閉型スピーカーは持っていないのですが、どちらかというと大きいサイズの
スピーカにはよく見かけます。
スピーカーはエンクロージャーも含め、大きくなればなるほど低音が出ると
言われているので、密閉されてても良いのだと思います。
特徴としては”締まった低音”を出すことができるようです。
でも、でっかいスピーカーをディスクの上に乗っけてその前で聴くのは
絶対やめたほうがいいかも知れません。
もしかするとバックトゥーザフューチャー!!になってしまうかも(-_-;)